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YSFLIGHT.COM 2020

ysflight.com

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[最新はここをクリック]

 

 

YS FLIGHT SIMULATOR Version 20181124

YSFLIGHT.COM内のプログラムはすべてがオープンソースでは無いですが、オープンなものについては、以下のURLからダウンロードできます。

https://github.com/captainys/public

進行中

2020/12/29

厚労省は今更何を言ってるのだ?

https://www.yomiuri.co.jp/medical/20201229-OYT1T50157/

https://www.47news.jp/news/new_type_pneumonia/5587359.html

5月ごろのニュースがたまたま上位に上がってきただけかと思ったら、どうみても今月のニュースだ。

アメリカでは3月の時点ですでに分かっていた。アメリカで感染が始まった初期のころ、ピッツバーグの北のAliquippaという町の警察官がコロナウイルス感染症から回復した数日後に血栓症で死亡する事案があり、このためコロナウイルスの死亡原因のひとつは血栓によるものであるということがわかった。それ以来感染者には予防的にBlood Thinnerを投与しているはずだ。今は、問題になっているのは感染者数が多いからそのほんの一部が重症化するだけでも医療リソースを圧迫してしまうという点、それと後遺症が長引く場合があり運が悪いと恒久的なダメージを負ってしまう場合があるこの2点が問題で、病院さえ機能していればコロナウイルスは感染しても死亡する病気ではなくなってきた。

が、厚労省は今更何を寝言言っているんだ?9か月間気が付かなかったのだろうか。ちなみに出典は忘れたけど高血圧の人の死亡率が高いのは内出血の危険があってBlood Thinnerを積極投与できないのが一つの理由とか言ってた気がする。アメリカに比べて日本は肥満率が大幅に低くて高血圧も少ないはずだから、予防的にBlood Thinnerを投与できる人口は圧倒的に多いはず。ひょっとしてだけど、もしも日本で感染者に予防的にBlood Thinnerを投与していなかったのであれば、今すぐ始めれば重症化率・死亡率を大きく下げられるはずだ。

と言う話を友達にしたら、現場レベルではきちんと国際的にコミュニケートしてるんじゃないか?と、言っていたがそうであってほしい。

そもそもワクチンの接種を2月まで始めないというのは何を考えてるんだろう?オリンピックやる気があるのだろうか?今からワクチン打ちまくっていけば7月までには十分沈静化できてマスク着用ぐらいはまだしばらく必要としても、それ以外は大体普通の生活ができるようになり、オリンピックなんて余裕だろう、と、僕は見ているが、何もかも遅いのではオリンピックやる気が無いとしか思えない。それともワクチン作ってる会社が出してくる資料の英語が読めないのだろうか?

パイロットの訓練で、最後まであきらめるな、ということを何度も教えられた。あきらめたら本当にもうだめになる。日本の厚労省はまるで既にあきらめてやる気が無いようだ。

2020/12/10

(今更)FM TOWNS版 Wing Commander, Wing Commander 2メモ。

2020/12/09

Rest in Peace, General Chuck Yeager!

伝説的テストパイロット、チャック・イェーガー氏が亡くなったというニュース。97歳ということだったとのこと。この人はいつまでも生きてるんじゃないかという気がしていた。体を酷使する戦闘機パイロット、テストパイロットを経て97歳まで生きたのはよほど丈夫な体だったんだろうな。生きているうちに自身を主人公にした映画ができる人はそれほど多くない。彼はかなり最近まで現役のテストパイロットをしていたということなので、さらにすごい。今までは伝説的だったけど、本当に伝説になった。ご冥福をお祈りいたします。

チャック・イェーガー氏と言えば、まず思いつくのは映画「ザ・ライトスタッフ」。アポロ計画の宇宙飛行士として選ばれた花形テストパイロット達と、選ばれなかったけど静かに自分の仕事を続けるチャック・イェーガーとの対比が軸となっている。映画自体は淡々とテストパイロット達の人間模様を描いているけど、これがおもしろい。

自分が訓練して得た技術を自分がしたいことに使える人生は恵まれていると思う。テストパイロットはものすごい訓練を受けて初めてなれるわけだけど、それでもそもそも未知の領域に飛んでいくわけだから命の保証がない。だけど、訓練で得た技術をいつもフルに発揮して生きて帰ってくる。おそらくアドレナリン出まくりで、ミッションごとの達成感は普通の人の理解できるレベルを超えているのだと思う。

僕は職業パイロットではないけど、よくメンテナンスされたセスナ172なら操縦する。遠くまで飛ぶときは大体高度8000から9000まで上げる。それで単独だったりすると、ぽつんと一人。考えてみると自分から半径8000フィートの範囲内に誰もいない状態というのは普通に生活しているとほぼ発生しない。Xシリーズのテストパイロット達は50,000フィートを超える高度まで、その時点で世界最速の機体で飛んで行った。自分から半径50,000フィートに誰もいない世界。僕は帰ってくると、乗ってたセスナの鼻をなでて「またな」と言って帰ってくる。パイロットやってると飛行機が意思を持ってるんじゃないかと思えてくるというのはよくあることだそうだ。(プログラマーでもそう)。知識では飛行機に意思は無いのはわかってるが、意思があると思ってる方が楽しい。テストパイロットもまた似たようなことを感じるんだろうか?そんなことも思った。(だとすればチャック・イェーガー氏は最後に墜落させたF-104に「ごめん」と言ったに違いない!)

この映画で、作曲家ビル・コンティ氏はアカデミー賞を受賞しているが、チャイコフスキーの盗作ではないかという疑惑があった。僕に言わせるとこれは二次創作だと思う。ライトスタッフのメインテーマの印象的なフレーズとチャイコフスキーのバイオリン協奏曲(だったと思う)の一部が酷似している。けど、多分これを聞いたビル・コンティは、チャイコフスキーがこの素晴らしいフレーズをわき役みたいに扱っているのが我慢できなかった。このフレーズは主役を張るべきだ、と彼は考えたに違いない。ライトスタッフのメインテーマの中で彼はこのフレーズをこれでもかってぐらい繰り返す。彼の狙った通り、素晴らしい曲になった。この曲は、米軍のThunderbirdsと航空自衛隊のBlue ImpulseがBGMに一時期使っていた。僕はマメにいつからいつまでそのBGMだったか記憶はしてないけど、結構長い期間使ってたように思う。

映画「ザ・ライトスタッフ」まだ見てない人はこの冬休み中に見るべき。せっかくだからAmazonのリンク張っとく。


AA

ちなみに、チャック・イェーガー氏は、本人の名を冠したフライトシミュレータもある。彼は空軍出身だったけど、たしかBlue Angelsのアクロバットをするという内容だったと思ったが、と、思って検索したらすげえたくさん出てた。そうか。複数種類出てたのか。"Chuck Yeager Flight Simulator"で検索するといろいろ出てくる。

2020/11/29

山川機長のフライトログブック

アメリカでは最近よく「Normalcy」という単語を聞く。日本語に訳すと正式に何なのか知らないけど「日常感」みたいな意味だと思う。コロナウイルスの影響でこの日常感が失われたというコンテキストでよく使われる。

最近何が異常かというと僕にとって日常感を感じるタイミングというのが飛行機操縦してるときぐらいになった。別に億万長者なわけでもない、吹けば飛ぶような大学の研究員の僕が週末車で一時間走った空港から飛行機を借りて高度3,000ftぐらいまで飛び上がって帰ってくることができるというのはものすごい非日常だったのだが、最近はこれがコロナ前の日常に一番近い。

去年フライングクラブに入ったから今年はクロスカントリーにも飛びやすいしコロンバスに牛丼食いに行くのも簡単になるしという予定だったのだが、それはできなかった。だけど先月は上空から紅葉狩りに飛んできた。最近ここに書くのをさぼっていたので季節がやや遅れてしまったけど、空から見るオハイオパイルの紅葉は見事だった。

このCOVIDが収まるまで、法律で決まった訓練要件を満たすのが難しい。COVID前だったら天気のいい日にパイロット友達に乗ってもらって計器アプローチとホールディングの練習をすればいいだけだった。が、狭いセスナのコクピットに二人で一時間以上座っているというのは、片方がCOVID持ってたらもう片方に感染させるリスクが高すぎる。単独で計器飛行の要件を満たそうと思ったら、ちょうどいい悪天候の日に雲の中を飛んでアプローチとホールディングをやっておけばいいのだが、このちょうどいい悪天候というのが大変で、本気でぎりぎりの悪天候のときは怖くて飛べない。かと言って、雲があってもベースが飛行高度よりも高かったら計器飛行にならない。

9月中に二度なんとか機会をみつけて合計6回のアプローチとホールディングの要件を満たしたのだが、これも6か月しか有効期間が無い。というと、3月末で切れてしまう。というと切れる前にまた雲の中を飛べるかというとアイシングが怖くて飛べない。もう一度なんとか初夏まで伸ばしておきたいと思っていたら、やっとちょうどいい悪天候の中を飛ぶことができた。

天気予報ではこの一帯は雲は地上から2500ft、海抜だと3600ft程度と出ていたので、アプローチのときの飛行高度3000ftだと雲より下の予報だった。ところが、空港に着いて気象レポートを見たところ、アレゲニー・カウンティは雲のシーリングがオーバーキャスト1000ft、600ftにも点在とのこと。地上の気温は8度C。これだと海抜で5000ftまで上がって大体氷点になるはずだから、3000ftでアイシングの心配は無い。実際アイシングの注意報(AIRMET)は発令されていなかった。

これは行くしかないでしょ、ということで、IFRフライトプランを出して離陸。ピッツバーグアプローチにアレゲニー・カウンティのILS 28へのベクターをリクエスト。ビーバーから15分ぐらい飛んだ時点で雲に突入した。雲に突入する感覚は何度やってもおもしろい。ハリーポッターで駅のプラットフォームの壁に突っ込んでいくあの感じ。前から雲の壁が迫ってきてスポッと周りが雲に包まれる。機外温度計、O.A.T. (Outside Air Temperature)の表示がときどき消えるのが困ったけど、読めたときは40F~44F。氷点が32Fだから着氷の心配は無い。が、パイロット友達のアドバイスに従ってピトー管のヒーターは常に入れたままにしておいた。

(続きを読む)


YouTube Video

 

2020/11/24

ついさっき6時のニュースで確かに「ペンシルバニア州では失業者向けのサポートの申請の処理に50年前のコンピュータシステムを使っているため非能率的」と言ったと思ったのだが。さすがにもうアメリカに22年も住んでるからfiftyとfifteenは聞き間違えないと思うんだがなあ。うちの州はFM-7よりPC-8001よりMZ-80より古いコンピュータシステムを使っているのか?まだ8ビット機が現役なのか?

  -> 友達が調べてくれた。冗談だと思ったら本当だった。すごい!うちの州は見事にコンピュータの歴史を保存している! 

2020/11/22

今年もDemosplashが終わった。見に来てくれた皆さん、ありがとうございました。見にこれなかった皆さんは、多分2~3日中にScenesatに録画が出るのでよかったらみてください。http://demosplash.org からリンクする予定です。

今年はゲストスピーカーを呼んだり、自分でレトロゲーム紹介コーナーを担当したりした影響で例年よりものすごく忙しい一週間だった。今年はCOVIDの影響でオンライン開催になったけど、各国からずいぶん多くの人が見てくれて、当初心配しただれも見に来ないのではないか、という心配は杞憂に終わった。

おもしろかった。例年のDemosplashであれば、デモのスクリーニングと平行してレトロゲーミングルームがセットアップしてあって、参加者は誰でもエミュレータじゃなく本物のレトロハードウェアで当時のゲームをプレイできるようになっている。ところが今年はそれはできないので、何かレトロゲームの雰囲気を出したいということで、15分ずつ3度レトロゲームのライブキャストをすることになった。ところが、当初担当するはずだった人が入院してしまった。というタイミングで、僕は我が妻が教える日本語の授業のゲストスピーカーとして1980年代の日本のPCゲームについて講義することになって、仕事机の後ろにFM77AVとFM TOWNSをセットアップした。これはまったく偶然だったのだが、レトロPCを実行する環境ができてしまったので、Demosplashのレトロゲーム担当者の健康が回復しない場合は僕がTake Overすることになった。またコンピュータクラブの誰もオンラインイベントなんてやったことはなくて、しかも全員ばらばらの場所から中継するから途中突然ネットワークが切れたりしたとき間を埋める要員が必要で、僕はいつでも15~30分の穴を埋めるアラート待機の任務も負うことになった。

初日。最初にBest of Demosplashのコーナーで過去のデモコンペ応募作品の中からピックアップしたものを流すところでFM TOWNSとFM77AV用に書いたデモを流す。デモプログラムを書いてみて、何の役にも立たないプログラムを書くのがこれほど楽しいとは!そして、初日のFeatured Retro Gamesのコーナーも僕が担当することになり、せっかくライブキャストするんだから何かテーマ別に準備しておこうと思って、初日はAction Role Play (Dragon Slayer, Hydlide, Xanadu, Ys II Opening)とScrolling Shooter (Delphis, Thunderforce, Thexder, Laydock)を準備しておいた。初日は割とスムーズに進行。僕も予定通りで、あらかじめ原稿を用意しておいたから割としゃべりもスムーズにできたと思う。原稿はちらっと見るだけで読んでないんだけど、あらかじめ何をしゃべるか考えておくだけで違う。

ちなみに、ひとつわかったことは、喋りながらシューティングゲームをプレイするのはかなり難しいということだ。飛行機操縦するときは無線でしゃべりながら操縦しても平気なんだがな。シューティングゲームも訓練すればしゃべりながらプレイできるようになるのかな?いや、そもそも僕はしゃべってなくてもシューティングゲームがそんなに上手じゃないという問題があるが。

二日目。予定していたゲストスピーカーの一人と連絡がつかない事態発生。45分の穴が空く可能性が出来て、15分は前の人が引き延ばすから30分程度カバーする必要があるかもしれないとのこと。バックアップに準備していたのは、Plazma Line, Polar Star III, Jelda, The Emergencyで15分程度だったので、急遽The Cockpitを間に入れる。それを使い切ってさらに何か必要になった場合に備えてFM TOWNSでいつでもWing CommanderとStrike Commanderを起動できるようにしておいた。DOS版しか知らないひとは是非FM TOWNS版のWing Commanderもプレイしてほしい。FM TOWNS版はCDDAでオーケストラのBGMが流れるからDOS版よりかなり豪華。

が、そのスピーカーさんは直前にコンタクトできて一応僕が30分埋める必要は無くなったか、と思ったらその人リハーサルにも何にも出てこなかった影響でライブコーディングミュージックの話なのに音楽が流れない事件発生。僕が穴埋めに入る寸前まで行ったんだけど、なんとかなって出番なし。あとは出番ないかな、と、思っていた。

そして、夕方はX68KとMSX2のライブキャストがあることになっていて、それは僕も楽しみにしていた。コンピュータがありえない勢いで成長してた時期でゲームもいろいろなアイディアが出てきておもしろい時代だった。

と・こ・ろ・が!ゆっくり見ようと思ってたら突然X68Kを配信するはずだった担当者のネットワークが切れる事態発生。約30分の穴が空いた!穴埋めミッション発生!緊急発進!これは予想外。急遽ケーブル接続を確認して、オーガナイザーチャットで3分で行けると伝えて、原稿の最初の3行を修正。緊急時に考えながらしゃべると絶対しくじる。パイロットとしては離陸する前に緊急事態に備えておかなくてはならない。これも同じ。技術的問題で予定の中継ができないお詫びと、それと自分もX68KとMSX2見たかった、とかいう文言を追加。読まなかったけど、タイプすることで何を言うか確認したという感じ。The Cockpit用意しといて良かった!ということで妙に富士通色の強いレトロゲームのライブキャストになってしまったけど、無事ミッション完了。我がFM77AVとFM TOWNSはよくがんばった。

次のセッションは、ゲーム保存協会のダミアンさん。僕がゲストトークをお願いした人だから手前みそだけど、今回のゲストスピーカーの中で一番良かったと思う。ダミアンさんが紹介した本Archaeogaming: An Introduction to Archaeology in and of Video Games by Andrew Reinhard発注しちゃった。著者ラインハルトさん。銀河帝国皇帝の人じゃないと思う。エクササイズバイクに乗るときに読むのに良さそう。

まず滅多にないような経験だったな。 こんなおもしろい経験ができたのは、カーネギーメロンのコンピュータクラブのオーガナイズコミッティーのみなさんのおかげで、僕をその中に入れてくれたことを非常に感謝している。

たまたま数年前コンピュータクラブのレトロゲームイベントに立ち寄ったのでカーネギーメロンのコンピュータクラブにはクラシックなハードウェアを修理して保存する技術を持った人がいることを知った。そこから始まってカーネギーメロンの内外のいろいろな人と知り合ってものすごく勉強になった。今ではある程度自力で簡単なデバイスぐらいだったら修理できる自信がついた。当時理解できなかったデジタル回路の理屈もかなりわかるようになってきた。

大切なものがあるのなら、積極的に保存する努力をしないと残らない。自分が見てきた1980年代と1990年代前半の8ビット~32ビットまでの日本のコンピュータのたどった過程はものすごくおもしろくて、ずっと残ってほしい。自分はうちの父がたまたまFM-7を買ってきた影響でずっと富士通のコンピュータを使ってきたから、FM-7シリーズ、FM TOWNSシリーズの保存に自分なりの貢献をしたいと思ってる。 


我がFM77AVとFM TOWNS II MX  CDドライブは調子が悪いので我がレスキューブートローダーを使ってる


今回は出番なかったけどStrike Commander

2020/11/19

今年は残念ながらオンライン開催になってしまって、手持ちのFMシリーズを展示する機会が無くなってしまったものの、毎年恒例のDemosplash 2020がアメリカ東部時間の明日と明後日の午後、日本時間だ土曜日午前と日曜日午前、開催されます。コンピュータ・アート、クラッシックコンピュータ、レトロゲーム、チップチューンなど興味のある方は是非ご視聴ください。

最近レトロゲーム関係のプレゼンテーションがあったり、明日と明後日はDemosplash 2020があったりしているうちに、ふとアートディンクの傑作、「A列車で行こう」(初代)がプレイしたくなって、そういや「A列車で行こう・復刻版」 Vectorから買ったまま放置してあったっけ、と、思って自分のダウンロード購入したソフトのディレクトリを見たら、なんと、「A列車で行こう・レジェンドパック」を買ったまま放置していたことに気が付いてしまった。64ビット版Windows非対応と書いてあるけどWindows 10 64bitでは動かないのだろうか?と、思ったらなんと普通にインストールできてプレイできました。多分Windows XPの64ビット版が中途半端だった影響で動かなかったのかな?

「A列車で行こう・復刻版」(初代相当)、「A列車で行こう2」、「A列車で行こう III」が全部入ってるレジェンドパックは今でもまだ買えるようです。

https://pcshop.vector.co.jp/service/servlet/Catalogue.Detail.Top?ITEM_NO=SR166462

最近のA列車シリーズはすごいけど、どちらかというと僕は明確な目的があった「初代A列車で行こう」と「A列車で行こう2」の方が好きでした。僕は、I/Oの懸賞でFM-77版が当たるという幸運で当時FM-7用「A列車で行こう」をプレイする機会があったのですが、相当はまりました。FM TOWNSには残念ながら3と4しか出なくて、3は買って結構はまったものの、マップが埋まってしまったらすることが無くなってしまって、そのうち飽きてしまったのですが、「初代A列車で行こう」はまだときどきプレイしたくなります。レジェンドパックに含まれる「A列車で行こう・復刻版」が初代相当で、ルールが単純なだけに奥が深いと言えます。

YS FLIGHT SIMULATORで似たようなことができんかな?と、思ったことはあったのですが、思ったままになってます。あれ、バッチモードで実行できるようにして、テキストファイルで結果を返すようにしたらストーリーモードとか作れんかな、と、これも思ったまま放置してるなあ。

FM-7でやったときは、資材を回収する駅を最初の駅のすぐ隣に配置して、資材が無くなるとA列車で遥か南下して資材を回収に行き、また北上して建設を続けるという非能率的なことをやっていて、また、大統領列車を発射させるタイミングも環状線がマップの下の方に来て通過したタイミングを見るためにセーブとロードを何度か繰り返すという非能率的なことをやっていましたが、それを一気に解決するやり方を思いついてしまって、当時あれだけやりこんだのに気が付かんかったなあ、と思いました。

せっかくレジェンドパックがまだ入手可能なようだから、そのうち攻略ページでも作ってみようかな。

2020/11/08

とりあえずリラックスして、ビールを飲もう。(ただし成人に限る)

2020/11/03

実家に置いてあった「Music from Ys」のLPレコードが処分されてしまったらしい。ここ十年で最大級に凹む。

ああ、11月3日か。日本に住んでたころは入間基地航空祭に始発で行く日だったな。アメリカは民主主義が壊れるか残るかの大きな選挙の日だけどどっちに転ぶか。まあ壊れたらまた作ればいいんだけど。


General Aviationの民主主義への貢献。

学術会議問題は、日本の上位研究者団体が個々の研究者にどの研究をしていい、どの研究はしてはならん、という規制を勝手にかけている問題というか弊害を広く知らしめると言う効果があったのではないだろうか。それを狙ったのかどうかまではわからんけど。どういう研究をするのかは個々の研究者の判断に委ねられるべきだ。もちろん、大学は大学で個々の判断をする権利は与えられるべきだから、研究者の判断と大学の方針が一致しないとかいう個々の事案が発生するのは正常だとしても、日本全体で一律防衛省の予算による研究はしないなどというルールは研究の自由への侵害であって僕に言わせると独裁的で背筋が寒くなる。

そもそも、日本は政府による研究予算の補助が少ないって言ってるけどアメリカに幻想を持ってるんじゃないだろうか。カーネギーメロンで(下っ端)研究員を続けてもう18年になるけど、うちの大学はかなりの予算を米軍からもらっている。それは研究と防衛は斬っても斬れない関係にあるからであって、当たり前のことだ。もちろん倫理的に問題のある研究は認められないけど、何が倫理的に問題なのか、それは大学単位に判断する権限が与えられるべきだ。

とにかく軍事とか戦争とかから目を背けていれば平和になると思ってる万年野党の人たち(この間名前募集って言ってたから「野」党がいいんじゃないかと思ったんだけど)は誤りにもほどがある。まったく逆で、平和を維持しようと思ったら軍事とか戦争をガン見してないとだめだ。何も知らなければ何もしないし、何もしなければ何も起こらない、というのは大間違いなのだ。戦争を起こさないためには行動が必要だし、行動のためには知る必要がある。現実には今の状態を維持するためには相当なエネルギーが要る。

日本でもそういう研究を公費に頼らず細々とやってきた人たちはいるんだと思うんだけどね。そういう人たちこそ大学とかにポジションが与えられて大っぴらに研究させてあげればいいのに。

あとアメリカだと軍に一定期間所属して働くと大学の学費を補助してくれる制度があるんだよね。日本も自衛官を一定期間勤めたら大学の学費+在学中の生活費全額補助みたいなことやればいいのに。

2020/11/01

仮想SCSIディスクドライブだけでフロッピーディスクやCDを使わずにFM TOWNSの起動に成功

もしも内蔵CDドライブもFDドライブも動かなくなったTOWNSがあったら、この方法で復活させることができるはず。ただ、多分386SX機だと無理かも。

個人開発者にコード署名発行してくれることになってた

いつだったか忘れたんだけど、2年ぐらい前だったかな? YSFLIGHTを実行しようとしたときコード署名してないという警告が出る問題をなんとかしたくて、年間$100未満だったら払ってコード署名を買うか、と思った。ところが、COMODO(当時)で代金を支払った後で個人開発者にはコード署名を発行しないと言われた。だったら他のオーソリティから買うからいいよ、と思って調べたところもはやコード署名を発行するオーソリティはひとつも無くなっていた。その年のカンファレンスか何かで偉い人が言っていたらしいのだが、業界として個人開発者にコード署名を発行しないことにしたらしい。そして、それがさも良いことをしたかのような言い方だった。

つまり、そのとき業界は個人で趣味でプログラム書いて発表するような奴は悪人であると決めつけたらしい。僕なんてYSFLIGHTとか発表してるから極悪人だと思われただろう。そもそも趣味でプログラム書いておもしろいものができたら発表するなんていう文化自体が絶滅しつつあるから、残った一部のプログラマーを踏み潰したところで誰も気にしないだろう。僕は抵抗するけどね。

と、思っていたのだが2~3日前、ふと、どうせ変わってないだろうな、と、思って調べてみたら、なんと、今は再度個人開発者にもコード署名を発行してくれることになったらしい。

こういうのは一度悪くなると良くならないと思っていたんだけど、どういう風の吹き回しか、良くなってた。趣味で作ったプログラムも公開するし、仕事用に書いたバイナリを共同研究先に送ったりすることもあるから、ひとつ買おうと思った。今SECTIGOのSales Repと話ししてて、売ってもらえたら、YSFLIGHTとか津軽とかコード署名したやつを出せるようになると思う。公証人の証明取りに行くのが面倒なんだけどね。

Logitechのワイヤレストラックボール

↑をずっと使っているのだが、最近、ボタンを押してるのに突然リリースされたことになったりダブルクリックしたことになったりという現象が多発するようになって困っていたら、

https://wphost.spider-e.com/?p=139

まったく同じ症状で困ってて、修理した人がいた。ボタンの問題だろうから部品交換すれば直るだろうとは思ってたんだけど、ときどき分解するときリボンケーブルが切れて復活に失敗してLOSTしてしまう事態が発生していたが、このトラックボールに関しては大丈夫そう。とりあえず有線トラックボールをしばらく使って次にDigikeyからなんか発注するとき一緒に買って直そう。

2020/10/01

https://www.47news.jp/47reporters/5321075.html

↑まさにその通り!現行著作権法は大規模にオーバーホールが必要で、何が悪いって今の法律は著作者は守るけど著作物を守ってない。ずっーーーーと前から思ってた。作品が世に出たら作品自身は命を持つと考えるべきだと思う。それを生み出した人がどうあれ、ゲームだって本だってドラマだって映画だってアニメだってそれを愛してくれる人がいる。その人から作品を一方的に取り上げる権利はもはや著作者には無いと思ってる。その覚悟が無いなら作品など作るべきではない。(松本零士さんの作品はものすごく好きなんだけど、この点で彼の考え方と相容れないんだよな。)

大学に入って間もなく、フリーソフトを初めて発表した頃、著作権法の規定を読んで震撼したのを覚えてる。守りすぎだ。今の著作権法には著作物の保護という考え方が欠落してるから作り直さないと文化殺す。著作権法は、著作者を守るだけでは足りなくて、著作者と著作物を守るべきだ。

アメリカの著作権法は日本より一歩進んでいて、レトロゲームの動態保存のためのコピープロテクションの解除は合法とされている。コンピュータゲームも文化であると認識しているからだ。日本もそうなればいいのにね。

ていうか、よく思うんだけど日本ていいものたくさん作るのに、作ったもの粗末にするよな。飽きっぽいんだろうか。この癖なんとかならんもんなのか。それとも、はかないものに美を見出す文化の延長なのだろうか。SFCにいたとき次々に新しいものに飛びつく人を見て、よくそんな新しいもの見つけてくるなあ、と思った反面、この間のやつまだ遊び(研究)つくしてねえじゃん、と、思ったもんだったな。もっとも僕はなんか面白いと思ったらとことん研究しつくさないと次に進まないのが悪い癖で今でもそうなのだが。アメリカの航空ショーでレトロな飛行機が飛び回ってるのを見るたびにそんなことを思う。

2020/09/29

FM TOWNS救難ブートローダープロジェクト

FM TOWNS動態保存界(そんな界があるのか!?)に衝撃!初期モデル以外 (多分 II CX以降。自分はHR実機、エミュレータ上でMXで確認) であれば、SCSI CDドライブとCD-Rメディア1枚あれば起動不能に陥ってるTOWNSが起動可能に!

2020/09/27

FM TOWNS救難ブートローダープロジェクト

これは、FM TOWNS動態保存界(そんな界があるのか!?)には革命的だと思う。

初代と2代目Macintosh

我が妻の友達が、車庫を整理してて古いMacintoshがあるからくれるというのでもらってきた。なんと、初代と2代目Macintoshらしい。とりあえず、初代の方は保存状態が悪い。とりあえず中を開けてコンデンサーなど点検してから電源が入るか確認しようと思う。このころのコンピュータは割と構造はシンプルだから壊れてる部品があったら修理できるんじゃないかな。前はとても自力修理は自信なかったけど今だとある程度自信ついてきた。

ちなみに、マウスとキーボードはついていなかったのだが、初代Macintoshが入っていた箱にミイラ化したネズミの死骸が出てきた。前の持ち主がマウスの意味を勘違いしていたのかどうかは不明。

2020/09/15

UPMCのプレスカンファレンスによると、コロナ治療に相当期待が持てる抗体を発見して2021年初めにも臨床試験を開始できそうということだった。これはコロナ感染症の予防兼治療法なので、すでに発症した人を回復させるために使うことを想定していて、なにより実用化できたら例えばぜんそくの薬みたいに口から吸いこむように投与できるということで、相当な自信があるようだった。入院しなくても良い治療法が確率して病院のパンクを阻止できるようになれば、かなり大きな前進になりそう。一刻も早く効果がわかることが実証されて一般に広がってくれるといいんだけど。

この春には、死亡率が1%にも達しないウイルスで何を大騒ぎしてるのか、と思ったら、アメリカに入ってきてみたらその数倍の死亡率でしかもどんどん病院が埋まってしまう勢いで話が違うと思ったが、今度こそぼちぼち落ち着いてきているような気がする。ニュースであまり病院から悲痛な叫びを聞くことが減ってきた。感染者が伸びているのに死者数が伸びていない。9月3日のUPMCプレスカンファレンスでは入院患者も増えているけどそれより退院していく人の伸びの方が速いからピッツバーグに限って言えばすぐに病院が溢れる心配は無いと豪語してた。

あとは重症化の防止ができればウイルスを駆逐できなくても大して恐れることがない病気になるはず。これまでに死亡率を大きく下げる方法はできてきたけど、欠けていたのは重症化防止だった。この新しい抗体療法でその欠けていた部分を埋めることができるのであれば、コロナウイルス感染症は正式に終了になるはず。

集団免疫だけでこの病気を抑え込もうとすると十分な人数が免疫を付ける前にあまりにも多くの死者が出るというし、死亡率は下がったものの特効薬というような薬も無いし、なんとなくウイルスが弱毒化しているようにも見えるけど確実にはなんとも言えないというようなことなんだけど、全部合わせたらどうか。一割程度の人が免疫をつけるプチ集団免疫+2割か3割ぐらい効果のあるプチ治療法+確実には言えないけどなんとなく弱くなってるようなプチ弱毒化+大半の人がマスクを着用すると、総合効果でウイルスを抑え込めるのではないだろうか。

来年前半ぐらいには、マスクをしてれば割と普通の生活ができるぐらいまでになってくるんじゃないかな。

2020/09/12

わざわざ書くほどのことなのか、と言われそうだけど、FM TOWNSエミュレータ「津軽」でFM-OASYSの起動に成功!めちゃくちゃ懐かしい。いつまでたっても英数字を半角にすることを学習しないWindows 10のMS-IMEよりOAKの方が10兆倍ぐらいよかった。バージョンが上がるごとに馬鹿になっていくMS-IME。何も学習しねえんだよ。文章タイプしてて「起動」って言葉を何回も繰り返し使ってたから次も「起動」が出ると思ったら「軌道」を出しやがるんだよ。おそらく今まで製品として市場に出たあらゆるすべての漢字変換システムよりも今のMS-IMEは頭が悪い。前のバージョンのMS-IMEより明らかに頭が悪くなってる。40年ぐらい前のOAKの方が絶対入力効率も学習効率も良かった。きっとこのままほっといたらMS-IMEは痴呆症が進んでどんどん頭が悪くなるから、MS-IME作ってるやつら全員解雇して富士通でOAK作ってた部隊で置き換えればいいのに。

2020/08/28

安倍首相辞めちゃうのか。

自分は自衛官の地位がしっかりと認められるべきだと思ってるから憲法9条はゴミだと思ってる。僕には自衛官や元自衛官の友達が結構いる。皆立派な人たちだ。アメリカではきわめて少数の人を除いて、民主党支持者、共和党支持者に関わらず、軍に努める人たちを尊敬してる。当然のことだ。災害が起きるたびに最後の最後に頼りになるのは自衛隊だった。彼らは尊敬されて当然だ。そんな当然のことが憲法9条なんて悪法があるばかりに日本だと当然でない。

また、日本では軍事関係の研究を忌み嫌う風潮があるけど、軍事技術は当然人を殺傷する技術も含むものの、極限状態で人を生存させる技術も含むということがまったく考えられていない。もちろん、人を殺傷する技術も含むけど、それだけではない。嫌うなら嫌ってもいいけど、研究はするべきだ。これも、憲法9条さえ無くなれば少しは変わるのではないかと思う。

安倍首相には憲法9条を廃止して欲しかったけど、さすがに無理だったか。 コロナウイルスさえ無ければせめて自衛隊明記ぐらいまでは行けたのかな。残念。だけど、首相ともなれば想像を絶するストレスだっただろうな。

2020/08/05

イソジン

いや、僕は世間で出回ってる考え方とは意見が違って、大阪の吉村知事がイソジンを推奨したのは見識があると思った。そんなことを言われる一か月前からうちでは人込みに出かけなくてはならないときは、出かける前と帰ってきてからポビドンヨードでうがいしている。備蓄が減ってきたのだが奇跡的に先月輸入できた。アメリカでもまったく同じ成分表示のPovidon Iodineが売ってるが、公式にはうがいには認可されていない。

僕はリスクはほぼ無くて、感染予防・重症化予防には効果のある可能性があると見てるからポビドンヨードでうがいしてる。

世の中おしなべて確率的なのだ。イソジンでうがいをしたとき、コロナウイルス感染予防・重症化予防に効果がある可能性があるのか、健康被害のリスクがあるのか?まず、リスクがあるのかという点だけど、日本でこれまで長いこと使われてきたうがい薬に健康リスクの可能性があるんだったら既になんか出てるだろう。だから、僕はリスクは最小だと思う。コロナウイルス感染予防・重症化予防に効果があるかどうかはわからんけど、効果がある可能性だったらあるんじゃない?

リンクは忘れたけどポビドンヨードは他の種類のコロナウイルスは殺す効果があるという結果が出てた。新しいコロナウイルスだけ殺さないと考える方が不自然だと思う。もちろん肺に侵入してしまったウイルスには効果がなくても、今流行中のG型系とかいうコロナウイルスが上気道で増殖する傾向があるのであれば射程圏内。予防効果はあるだうし、体内のウイルス量が重症化のファクターなのであれば、予防に失敗しても重症化の確率低下にまったく効果が無いと考える方が不自然じゃないの?調べてみたら効果はまったくなかったという結論が出る可能性もあるけど、逆効果である可能性はほとんどゼロだと思う。

さらに、もう少し大きな物の見方をすると、コロナウイルスが予防できなくても他の病気の予防になれば結果的に医療システムへのプレッシャーが減ってコロナウイルスに対応する余力を与えるかもしれない。どうもこのコロナウイルスは医療システムさえ機能していればそれほど恐れる必要は無さそうだ。レムデシビルには一定の効果があるようだし、血栓を予防することで重症化を結構抑えられているようだ。ピッツバーグの数字を見ると確認された感染者のうちの死者数は3月の時点で病院がどう対応していいかわからなかった段階では10%を超えていた。しかし、今は5%を切っている。そして、確認されていない無症状感染者がかなりの割合で存在するのであれば実態の死亡率は1%を切るはずだ。が、それは病院に余力があればの話で、病院がパンクしたらレムデシビルは投与できなくなるし、血栓を予防するBlood thinnerも手に入らなくなったら重症率が急上昇するはずだ。

それで、吉村知事、何がダメだったかって、批判を受けた会見で「予防効果は一切ありません」って言ったと複数のソースで見たんだけど。だから、予防効果があるかどうかは今調査中なんだって。刻々と出てくる数字に応じて政策を変えないのもダメだけど、一晩で180度違うことを言うのはどうかね。これと同じノリで1か0かで政策決定するような人なのであれば知事の資質は無いね。

もっとも、これまでも日本の専門家と称する人たちが「○○に効果があるという証拠はない」と言ってみたり、アメリカでも "There is no evidence of ..." という言い方をして、それを聞いた報道機関は「〇〇には効果が無い」と報じて、それを見た視聴者・読者は本当に効果が無いと思ってしまう。はっきり「現在調査中で、まだわかってません」と言えと思う。よっぽど「まだわからない」って言いたくないのかね?研究者として言わせてもらうとあの言い方は恥だね。はっきり「まだわからない」と言わないのは犯罪行為と思う。「まだわからない」と言いたくないならせめて「現在調査中」と言えばよかろうに。ああいう専門家にはならないようにしたいと思った。

ちなみに、うちのかかりつけ医によるとポビドンヨードによるうがいの効果はフランスで効果を治験中らしいから、実は「効果あり〼」ってはっきりわかる可能性もある。この手の研究はそんなに早くはっきりと結果出ないから、多分効果があるような無いような、という結論が出てくると思うんだけど。僕は、リスクがほぼゼロで、効果がある可能性があると思うから、ポビドンヨードでうがいする。イソジンは買えなかったんで、明治のうがい薬だけど。

2020/06/29

コロナ流行中の操縦技量維持

今年はフライングクラブに入ったから飛びまくろうと思っていたら、アメリカ国内でコロナウイルスの流行が激しくなってしまった。そのため、3月から飛行を停止していた。

ペンシルバニア州知事は正しい判断を下して、3月から不要不急以外の外出が禁止された。そのため、ペンシルバニア州は、アメリカで数少ない(全50州のうち立った4州)コロナウイルスの新規確認数が減っている州に入っている。

もっとも、ペンシルバニア州全体では感染者数は減っているとは言っても、自分が住んでるピッツバーグだけは感染者数が数日前から激増している。原因は、無謀にもマスクを着けずに集合している人たち、無責任に2メートルルールを破る人たち、それとマスクをしているのに誇らしげに鼻の穴を露出している人たちによる。コロナウイルスが流行する前は、これほど自分の鼻の穴を誇りに思っている人がいるとはまったく気が付かなかった。救いようが無いと思ったのは、隣の薬局の薬剤師が堂々と鼻の穴を大公開していたことだ。医療に従事する者がマスクの正しい着け方も知らないのか。この先どうなるかはまったく予断を許さない。

今の僕の解釈では、医療システムさえ機能していれば、健康な人であればコロナウイルスをそれほど恐れる必要はない。すべては確率的だから、若くて健康だからといってコロナウイルスが重症化する可能性はゼロでは無い。が、病院が手一杯になっていなければ、健康な人はコロナウイルスから生還する確率は十分高い。しかし、病院が機能不全に陥ってしまったら、診断が遅れ、処置が手遅れになったり、ぜんぜん関係ない疾病から命を落としたりする危険が発生する。

ペンシルバニアのロックダウンは意味があると思ったので、3月からうちに籠って、飛行機の操縦もしていなかった。

しかし、住んでるペンシルバニア州では一応経済活動を再開したこと、クラブの機体は一人も人と会わずに借りて飛んで返せることを考慮して、技量維持に必要なぎりぎりの飛行を今月から再開して二度飛んだ。コロナウイルスのワクチンができるか、あるいは有効な治療法が見つかって恐れる必要がなくなったとき、飛び方をすっかり忘れてしまっていたのでは、困るかと言うと、訓練しなおせばいいだけなんだけど、技量が維持できるなら維持しといた方がいい。多分。

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2020/06/13

C++コンパイラが案外頭が悪かった件

どう考えてもFM TOWNSエミュレータ「津軽」の動作が遅い、と思ったら。とりあえず「津軽」の目的のひとつは末永くFM TOWNSを語り継ぐことにあるので、そのうち知らないBig-EndianなCPUが主流になるような日が来ても走るように、

unsigned char ptr[4];

をunsigned intに変換しようと思ったら、

unsigned int x=(ptr[0]|(ptr[1]<<8)|(ptr[2]<<16)|(ptr[3]<<24));

と、書いていた。当然、オプティマイザがこれを、

unsigned int x=*((unsigned int *)buf);

と解釈してくれるであろうと期待してのことなんだけど、あの手この手を試してもCPUが速くならないんで、まさかと思ったけどコンパイラからアセンブリ出して調べたら、x64 Releaseモードで出てきたのがこれ。

; 18 : x = buf[0] | (buf[1] << 8) | (buf[2] << 16) | (buf[3] << 24);

movzx eax, BYTE PTR buf$[rsp+2]
movzx edx, BYTE PTR buf$[rsp+3]

; 19 :
; 20 : std::cout << x;

mov rcx, QWORD PTR __imp_?cout@std@@3V?$basic_ostream@DU?$char_traits@D@std@@@1@A
shl edx, 8
or edx, eax
movzx eax, BYTE PTR buf$[rsp+1]
shl edx, 8
or edx, eax
movzx eax, BYTE PTR buf$[rsp]
shl edx, 8
or edx, eax
call QWORD PTR __imp_??6?$basic_ostream@DU?$char_traits@D@std@@@std@@QEAAAEAV01@I@Z

アセンブラの知識がある人だと一目で何も最適化してないことがわかると思うんだけど、アセンブラの知識が無い人のためにひとことで説明すると、何も最適化してない!

そりゃ、遅いだろうな。今、3GHzのCore i7で走らせたときぎりぎり486の25MHzぐらいのスピードが出てるけど、ここを手動で最適化したら多分30MHzぐらいまでは出るようになるんじゃないかな。今日は酒が入ってしまったんで明日やってみよう。

というか、インストラクションに分岐するとき、switch caseをジャンプテーブルで最適化してくれるものと信じて書いてたけど、まさか最適化してないんじゃないだろうな。。。。

2020/06/05

父が他界した。91歳の大往生だった。なお、コロナウイルスによるものではない。老衰。

僕は父の死に目に会えなかった。自分は今ピッツバーグにいる。ピッツバーグ周辺はコロナウイルス感染者数をほぼ抑え込んでいる。だが、ここから乗り換え地のシカゴまで飛び、シカゴから満員の国際線で東京に戻り、東京から青森県弘前市まで移動する間にコロナウイルスに感染しない確率はどれほどか?

ウイルスに全く触れない可能性はゼロと言っていい。そのうちのある程度個数が目・鼻・口を通して体内に入るかどうかで感染するかしないかが決まる。厳しく見積もって、感染する確率をざっくり10%としよう。この10%には感染するものの最後まで症状が出ない場合も含む。実際はもっと少ないはず。もしも10%が感染するならば毎日日本に入国する人の10%ずつ感染者が増えていくはずだから。そんなことは起きていないが、あくまでも厳しく見積もっての計算。

ちなみに、当初医療システムさえしっかりしていれば死に至る確率は1%程度と言われていたのが、今は5%ぐらいになっている。日本だともう少し低いようだが。これも、無症状で感染者数に数えられていない人数を考慮すると実際はもっと少ないのだろうけど、感染者のうちの5%程度が死に至るとすると、その旅行で自分が死ぬ確率は0.5%しかない。

しかし、もしも自分が感染したならば弘前滞在中に母に感染させる確率はほぼ100%になるだろう。高齢者の場合だと感染してしまったら多分30%ぐらいは死に至るのではないか。だとすると、もしも自分が強行帰国した場合3%の確率で母を死なせてしまう。

身近な人を3%の確率で死なせると考えると、僕は帰国を強行できなかった。

父は、海軍兵学校在学中に終戦を迎えた。広島に投下された原子爆弾の閃光ときのこ雲が江田島から見えたと言っていた。ちなみに江田島の海軍兵学校記念館の学生写真の中に当時の父の写真が残っている。

何かと先を見る目のある父だった。小学5年生だった僕はゲームがしたいだけだったのだが、パソコンを買ってくれと言ったら、これからはコンピュータの時代だからと言ってポンと富士通FM-7を買ってくれて、プログラミングの家庭教師もつけてくれた。また選択が絶妙で、FM-7はNECのPC-88シリーズに次ぐ二番人気だったので、ゲームソフトが少ない。なんとか自分で作れないかとあれこれやってるうちにプログラマーになってた。そのFM-7はカーネギーメロン大のコンピュータクラブの達人の手によって修理され、まだ稼働状態にある。これからも学生さんにコンピュータの歴史を見せるためにときどき使いたいと思っている。

インターネットなんて聞いたこともない時代、Nifty-Serveが始まった時、これからはコンピュータネットワークの時代だとか言って早速Nifty-Serveに入会した。商業サービスだったから機能も充実していた。電子メールはなんて便利なものだろう、ということを知った状態で慶應大の環境情報学部に進んだ僕は、Unixベースの味も素っ気もないファイルの添付もできない電子メールを使わされて、大学とはなんと遅れているのか、と、思ったものだった。それは半分間違いで半分正しかった。環境情報学部・総合政策学部自体は他大学に比べてかなり先を行っていた。まだ普通の大学生は電子メールなんか知らないうちから学生全員に電子メールを使わせた。だが、当時のインターネットのメールはテキストしか送れなかった。環境情報学部一年目、僕が感じたことは、巷ではパソコンで映像や音楽を処理できるようになっていて、その気になればメールで送ることもできるのに、大学ではまるでそれが低俗なものとして存在すら否定しているように感じた。もちろんそこはさすがは慶應、コンピュータがマルチメディアを扱う世界になることを予見している先生も中にはいた。今や普通過ぎて誰もあえてマルチメディアなんて言わなくなったよね。

そもそも、僕は高校時代、地元弘前大学に進学して地元で就職するのかと思っていて、まして偏差値を考えると慶應なんて絶対入れないレベルだったのに、環境情報学部のAO入試のことをどこかから聞いてきたのも父だった。

自分は、どっちかというとおもしろいものを見つけると深く掘り下げてしまう方で、次々と新しいものを見つけるのは苦手だ。父の先見の明だけは引き継ぐことができなかった。

そんなわけで、父の火葬など母に丸投げになってしまった。今は火葬だけ済ませて、コロナウイルスが落ち着いてきたら、親戚などで集まって正式な葬儀代わりのお別れ会のようなものを開くことになっている。

昨日、地元で頼りになりすぎるUniversity of Pittsburgh Medical Centerがプレスカンファレンスの中で、どうやらコロナウイルスの勢いが落ちてきているようだ、と、言っていた  (https://www.upmc.com/coronavirus)。その理由として可能性があるのは、ウイルスが弱毒性に変異した可能性、夏場はウイルスが感染しにくい可能性、現場で症状に対応する方法がわかってきた可能性、距離を取ったりマスクを着用したりすることで感染するとしても取り込むウイルス量が減ってきたなどの可能性を挙げていた。実際、毎日ピッツバーグ周辺の感染者数・死者数の推移をみると、感染者数の増加の減り方よりも死者数の方が明らかに早く減って、ここ数日新たな死者が確認されていない。ウイルスが本当に弱毒化したならいいけど、多分現場の経験値が上がってきたのは本当だろうし、マスク着用も効果が出ているのかもしれない。早いうちに前のように日本に気楽に帰国できるようになるといいんだけど。

2020/05/19

FM Townsエミュレータ「津軽」プロジェクト

2020/05/16

ピッツバーグ周辺は一部再開

僕が済んでるピッツバーグは別の意味で先が思いやられている。このへんは、感染者数が抑えられているので、金曜日から一部規制解除になった。が、商店に入るときはマスク着用が義務付けとなっている。が、あまりにも多くの人が鼻を出したままマスクをした気になっている。

とにかく、ここまで僕が解釈した限りではこの病気は病院さえ機能していればそこまで恐れる病気では無い、というので多分合ってると思う。ピッツバーグ周辺でも病院に余裕があったからここ一か月ぐらい死者数はかなり低く抑えられていて、病院のICUもほとんど埋まっていないらしい。が、鼻出しマスク人が街に大量に繰り出したらどうなるのかと思うとまったく憂鬱だ。

2020/04/17

日本ではアメリカが大変なことになってるような報道のようだけど、

アメリカって広いんで。ちなみに、僕が済んでるペンシルバニア州はアメリカの中でも5番目に感染者の多い州ということになっているが、その3分の2がニューヨークに近いフィラデルフィアの周辺で、あの辺は結構大変みたいだ。だけど、その反対側にあるピッツバーグでは感染者数の増加は歯止めがかかった。数日前まで20人を超えていて、2~3日前に20人を切って、一昨日が11人。その後20人程度で推移しているらしい。これは、一日あたりの検査数をどんどん増やしているはずだから、増加数が減少傾向であるのは間違いないと思う。もちろん、本当の感染者のうちの一部しか検査で検出できてないはずだから、実際はもっと多いとしても、増加傾向はとらえているはず。

地元のUniversity of Pittsburgh Medical Centerがたのもしくて、薬の備蓄もICUの病床数もまだ余裕があると豪語している。UPMCでは、機械学習を使ってどの薬が最も効果がありそうかを推定する治療法の治験を開始したとかで、世界中でデータがたまってるし、機械学習はこういう用途は得意だから効果を出すと思う。

ちなみに、この病気は医療システムさえ機能していれば健康な人はそれほど恐れなくてもいいというのはまだ変わってないと思う。それが、最近、血漿療法、抗エイズ薬、抗マラリア薬によって基礎疾患がある患者でも回復したという事例の報告がニュースで見られるようになってきた。これはかなり希望を持っていいんじゃないかと思う。病床数が増やせないなら、重症者ひとりあたりが占有する時間を短縮することで病床数不足を防止できる。また、重症化する前に血漿または抗エイズ薬を投与することでそもそもICUに入る必要性を無くすることができれば隔離病棟だけで対応できるはずだ。

他にもテスト中の薬はたくさんあるということだから、きっと効果のある薬が何種類か見つかるはず。そうなれば、終息とまで行かなくても、病院のキャパシティーオーバーを防止できるようになり、この病気が今ほど恐れなくてもよくなる可能性は十分あると思う。

希望はあるはず。

2020/03/31

なんと形容していいかわからない三月だった

コロナウイルスは、医療システムさえ機能していれば、依然としてほとんどの人には風邪かインフルエンザと同じリスクと言っていいと思う。僕は、ハイリスクなグループとローリスクなグループを徹底的に厳密に分けて、ローリスクなグループで経済を回すような対応がいいのではないかと思っていたから、イギリスのジョンソン首相の当初案みたいな考えだったんだけど、医療の専門家から見てそれが不可能だというんだからやっぱ不可能だったのかな。こうなってしまった以上、各個人は気を付けてコロナに感染しない、感染するならできるだけ感染までの時間を遅らせることが最大の貢献と言えると思う。

これまでにわかったのは、コロナは風邪といろいろな面で風邪と似ているけど、ひとつ大きく違うのがプラスチック表面、金属表面で長期間生存するという点だと思う。最近はCDCとかも、家に物を持ち込む前に消毒することを推奨するようになった。うちでは買ってきたものを玄関で消毒してから部屋に持ち込むようにしている。一応、消毒用アルコールは基板のクリーニングに使うための99%アルコールが1リットル、普通の70%アルコールが700mlぐらい残ってるけど、それが尽きたときのためにやっと漂白剤を買うことができたから、多分あと3か月ぐらいの籠城は可能だと思う。

悲観的なニュースも多い反面、いろいろな薬の治験も進んでいるようだし。また、最近味覚・嗅覚障害が症状リストに加わった。あと、最初のうちCDCやらWHOは鼻症状だけということはほとんど無いとしていたが、最近鼻症状だけだったけど陽性だったというような話も聞く。ということは、実は自分がコロナ持ってるとぜんぜん気が付かないうちに感染して治ってしまった人が千人・万人単位で存在する可能性がある。そうであれば、知らないうちに免疫をつけた人がおそるべき人数いることになるので、ある時点で新規感染者の謎の減少が始まるかもしれない。そんなに長くかからずに終息とまで行かなくても沈静化してくる可能性は結構あるのではないかと思う。希望は持ち続けた方がいい。

僕が住んでるピッツバーグ周辺では確認された感染者数が300人ぐらいかな。現在、症状あり、または感染疑いの検査10件に対して陽性は1件の割合らしい。ただ、実はウイルスはこの近所、ペンシルバニア州西部で最初の感染者が確認されるより早い2月上旬から入っていたらしい。(というか、入ってないはずが無かったと思う)。というのは、知り合いの知り合いが陽性になったらしい。が、その家の息子が2月上旬から熱と咳の症状が出ていたそうで、家族に症状が出て陽性と確認されたのが3月12日だったそうだ。だとすると、この周辺には既に遥かに多くの感染者がいるはずで、無症状で知らないうちに免疫つけてしまった人は結構多いんじゃないかな。

アメリカは人口呼吸器を大量生産始めたし。多分、他の物資も生産量を上げてきているはずだ。アメリカは物量作戦になったら強いはずなんだけど、最近中国依存が高すぎて少し本来の生産力が鈍っていたかもしれない。けど、すぐに取り戻すだろう。

2020/03/17

アビガンが新型コロナに効果あり、というニュースがなぜかアメリカであんまり報道されてない。なんでかね?死者数を減らすことも重要だけど、医療期間をパンクさせないことが重要ということだから、患者さん退院までが短期間になればその意味ですごい効果が高いと思うんだけど。

2020/03/12

カーネギーメロン大学も来週から授業を全面的にオンラインにすることになってしまった。そこまでせんでも、と、思ったけど、考えてみると各地で講義をオンライン化するのはひとつの良い対策のような気がしてきた。こうなった以上まわりにウイルスが存在するという前提で、どこまで普段と近い生活を続けられるかを検討しなくてはならないが、オンライン講義という技術は既にかなり完成していて、かなり普通に講義ができると思う。また、致死率が低いのは病院システムが機能して患者が自身で免疫を獲得してウイルスと戦うことができるようになるまで生存させられるかどうかにかかっている。その意味で感染者数を少なく抑えるために教室に集まるのを避けるのは効果がある気がする。

僕は、日本国内の感染拡大の防止は無理だろうと思ったら、案外うまいこと食い止めているから、日本の対応は割とうまい対応だったのかもしれない。

現状アメリカではコロナウイルスの致死率が3%程度と出ている。3%だと怖い。ましてイタリアのように6%だとかなり怖い。アメリカの場合は軽症者・無症状者がまったくカウントされていないから、実態はもっと多くの感染者が既に存在すると見ていいので、3%よりずっと低いと思う。イタリアの場合は軽症患者も重症患者も病院に殺到して医療システムが機能不全に陥った可能性が指摘されている。世界の他の地域でそれが起こらなければいいけど。

僕はまだ悲観はしてない。病院に軽症者も非感染者も殺到して医療システムが機能しなくなるという事態さえ起きなければ先進国は致死率を1%未満に抑えることができると思う。韓国で今0.5%だったかな? 韓国はかなりの人数を検査した上での数字のようだから、このぐらいに収まるんじゃないかな。ただ、もう少し低いと僕は思ってたけどそこまで甘くなかったか。それから、あったかくなったら収まるだろうと予想してたけど、あっさり収まるほど甘くないのかな。それでも、感染の速度は落ちてくれるんじゃないかな。(その頃は南半球が心配になってくるけど)

既に複数のワクチンの試験が始まったというし、そのうちの一つが少しでも効果があることがわかれば、まずリスクの高い人をカバーするだけで致死率は大きく下がるはず。今の医療技術ならそこまでは割と早く進むだろう。

2020/02/28

なぜコロナウイルスを恐れる必要があるのかさっぱりわからない

世界中で何を考えているのかさっぱりわからん。とにかく、中国発の数字は10倍ぐらいにして考えればいいとして、多分死亡率は信頼できると思っていたんで、当初から感染しても死亡に至るリスクは小さいと思っていた。多分それなりに信頼できそうな各国の数字を見ると、やっぱり医療環境が整った国では死亡率は2%未満。しかも、その2%の大半は高齢者または基礎疾患のある人。あくまでも率だから若い人にも死者は出てるのだろうけど、症状があるのに無理して仕事したりしてたのではないだろうか。死亡率が比較的高く出てる国でも、ひょっとして単に症状が出てない感染者を把握してなくて、実際の総感染者数に対する死亡率は実は低い可能性があるんじゃないかと思う。出てくるデータを見れば見るほど、このウイルスは感染力にパラメータ全振りしちゃって攻撃力にぜんぜん振らなかったレベル1のスライムぐらいの脅威としか思えない。大半は症状すら出ないとするニュースも見た。ひょっとすると実はすでにものすごい人数が感染しているかもしれないけど気が付いてないかもしれない。つまり、ものすごい勢いで広がってるけど大半の人には無害ということだ。無害なものの何を心配することがあるのかさっぱりわからん。

僕は医学部じゃないけど、これまでに聞いた情報を総合すると:

コロナウイルスは、基礎疾患がある人、高齢で体が弱ってる人、あるいは、若くても何らかの理由で体力が落ちている人は重症化のリスクが高い。受けるダメージが1ポイントでもHPが1ポイントだったら死ぬ。だけどHPが100あったら1ポイントのダメージを受けても大したことではない。

普通の風邪は、基礎疾患がある人、高齢で体が弱ってる人、あるいは、若くても何らかの理由で体力が落ちている人は重症化のリスクが高い。受けるダメージが1ポイントでもHPが1ポイントだったら死ぬ。だけどHPが100あったら1ポイントのダメージを受けても大したことではない。

医療環境が整っていない国では、コロナウイルスの症状が重症化してしまった場合に免疫系が抗体を獲得して回復し始めるするまで生命を維持できないかもしれないから、死亡率が高いかもしれない。

医療環境が整っていない国では、ただの風邪の症状が重症化してしまった場合に免疫系が抗体を獲得して回復し始めるするまで生命を維持できないかもしれないから、死亡率が高いかもしれない。

コロナウイルスの症状が出たら、重症なら病院に行く。そうでなければ体を休めて水分と栄養を補給して、完全に治るまで無理に動かず重症化を回避する。症状が重症化したら死に至る場合もある。(攻撃力がほぼゼロだとしてもウイルスを甘く見てはいけない)

ただの風邪の症状が出たら、重症なら病院に行く。そうでなければ体を休めて水分と栄養を補給して、完全に治るまで無理に動かず重症化を回避する。症状が重症化したら死に至る場合もある。(ただの風邪を甘く見てはいけない)

コロナウイルスが流行っているときは、頻繁に手を洗う、ドアノブやエレベータのボタンに直接触れない、たとえば、ハンカチを持ち歩いてハンカチ越しに触るとか、手袋が多分有効だと思う。できるだけ人込みを避ける、咳をするときに口を覆うなどの対策が有効。コロナウイルスの症状がある人は高齢者や基礎疾患がある人と接触を避ける。

ただの風邪が流行っているときは、頻繁に手を洗う、ドアノブやエレベータのボタンに直接触れない、たとえば、ハンカチを持ち歩いてハンカチ越しに触るとか、手袋が多分有効だと思う。できるだけ人込みを避ける、咳をするときに口を覆うなどの対策が有効。ただの風邪の症状がある人は高齢者や基礎疾患がある人と接触を避ける。

コロナウイルスの発症を避けるには、日ごろから健康管理に気を遣う。十分な睡眠、栄養補給、適度な運動。

ただの風邪の発症を避けるには、日ごろから健康管理に気を遣う。十分な睡眠、栄養補給、適度な運動。

ただの風邪とコロナウイルスの違いは、ただの風邪はあらゆる病原菌による飽和攻撃によって引き起こされるから、ただの風邪に対する免疫を獲得するのはほぼ不可能、というのが僕の認識なんだけど、コロナウイルスはただ一種類のウイルスによって引き起こされるから免疫を獲得すると同じウイルスには感染しなくなるはずだ。二度感染した人がいるというニュースもあるけど、ただの風邪も治ったと思ってすぐ無理するとぶりかえすからあんまり心配する必要はない気がする。免疫機能が全開になって完全回復したうえで再度感染したというならちょっと心配するけど。案外水ぼうそうみたいにウイルスがしぶといのかもしれない。体の中に潜伏を続けて体力が落ちたときに攻撃してくるようなタイプだったらいやらしいけど、それでも既に免疫ができあがった状態で攻めてこられてもおそらく初回感染時よりも症状は軽く済むだろう。

どこからどう考えてもコロナウイルスはただの風邪と同じぐらいのリスクがあるとしか思えない。何を世界でそんなに騒ぐ必要があるんだろう? なんかニュースで語られてないリスクがあるの? ウイルスが突然変異によって高い致死率になったらら怖い。だが、コロナウイルスはまだ突然変異していなくて重症率が低いから怖くない。ちなみに、それはインフルエンザも同じく強毒化したら怖い。そうなったら怖いから、そうなる前にワクチンを開発しておくのがベストだと思うから、拡大防止に使ってるエネルギーをワクチン開発に振り向けるのが賢明だと思う。ちなみに、ここまで感染力にパラメータ全振りされてたら拡大阻止は無理。無理なものにエネルギーを使うと無限の浪費になるからその作戦は良くない。幸いなことにこのウイルスは攻撃力がほとんどゼロのようだから、感染者の重症化を阻止して免疫を獲得した人を増やすのが明らかに正しい作戦だと思うんだけど。あと、ほとんど指数関数的に増える感染者を隔離するのは不可能だけど、リスクの高い高齢者・基礎疾患保持者および不幸にして重症になってしまった患者さんを保護する方が理にかなっていると思う。ああ、それから、健康な人は感染したってほとんど症状が出ないっていうんだからマスクとかはリスクが高い人に優先的に振り向けるべきだ。あと、死亡率が低いのは医療が充実しているからだと思うんで、医療が充実してない国への支援を考えた方がいいと思う。死者数を減らすというのは免疫持った人が増えるってことだから結果的に自分とこの収束を早める効果もあるはず。

あと、今のこの過剰反応をやめないと、感染を心配した人が病院に殺到するだろう。殺到した患者さんを裁かせたら医療関係者が過労になってそれこそ高リスクになってしまう。いい加減このウイルスの攻撃力がほとんどゼロってことを認識しないと医療関係者がばたばた倒れることになるんじゃないかが心配だ。

ちなみにこれからどうなるかというと、僕の想像だとほっといても春までに落ち着くと思う。まず、あったかくなってきたら人の体の機能全般が冬場より活発になって、入ってきたウイルスを免疫機能が効果的に殺し始めるだろう。それに人口のある程度の割合がいったん感染して免疫を獲得するとウイルスは今ほど簡単には広がることができなくなる。医者の中には大半の健康な人はまったく症状が出ない人がいると言う人もいる。ということは、知らないうちに抗体を持った人が増加しているということだから、そのうち気が付いたらそこら中がウイルスキラーだらけになる。何を心配する理由があるのかさっぱりわからない。

感染拡大開始直後でいろいろな情報がわかってくる前だったらとりあえず感染拡大を抑える対策は取るべきだったけど、いろいろわかってきた今となっては対応は違ってしかるべき。感染拡大阻止は不可能とほとんどわかったんだから、不可能なことにエネルギーを無限に消費して自滅することは避けるべきだ。多分、既にコロナウイルスに過剰にエネルギーを使ったばっかりに別の原因で死んでる人が出始めてるんじゃないのかな。とにかく、感染力にパラメータ全振りした結果攻撃力がほとんどゼロなウイルスなんて普通に健康な人はほとんど恐れる必要はない。日本の場合心配なのは症状出てるのに仕事に行って重症化させていしまうような人が出ないかということというか出てるっぽいけど、症状が出たら自分は生き残って抗体保持者になって以後入ってきたウイルスを殺しまくるウイルスキラーになるのが義務と思って不退転の決意で休むべきだね。

今回珍しいのは共産党の独裁者が過剰とも言える反応を世界に発信してる点だよね。ただ、やっぱり共産党なところは誤った情報を発信していることだ。ほとんど無害なウイルスに軍まで投入してあたかも恐ろしいウイルスのように見せかけるのは何が狙いなんだか。

とりあえず、個人としては、疲れすぎない、水分を補給する、栄養を摂取する、適度な運動をするぐらい。ちなみに、昨日はボウリングの試合で3ゲームのトータルが693だった。

2020/01/06

遅ればせながら明けましておめでとうございます。今年もYSFLIGHT.COMをよろしくお願いします。

年末年始は、FM TOWNS動態保存プロジェクトに明け暮れてしまった。僕は痛い中年なのでFM-7とかFM TOWNSの話をする。たまたまヤフオクで落としたFM TOWNS II MXの内蔵CD-ROMドライブが既にほとんど機能しない状態だったことからいろいろ調べたらどうも中古でまだ稼働するFM TOWNSでも内蔵CD-ROMドライブの故障が結構な障害になっているらしいということを知って、なんとか外付けのSCSI CD-ROMで代替する方法を模索してきた結果これ一本で外付けのSCSI CD-ROMドライブを内蔵CD-ROMとして使うドライバの開発に成功したのが11月後半で、その後ドライバも改良、80386のReal Modeでは対応できなかった機能をUnreal Modeなるモードを使って対応して、とりあえず何本か実機で動かしたかったけど動作しなかったゲームにパッチを書くことにも成功した。これからも引き続きテストして動かなかったものに関しては可能だったらパッチを書いて発表しようと思ってる。FM TOWNS動態保存界 (そんな界があるのか!?) にある程度の貢献ができたと思ってる。

YS FLIGHT SIMULATORの開発はどうなっとるんじゃ!と、いうユーザの皆さん、止まっててごめんなさい。一昨年~去年はFM-7とFM77AVの動態保存プロジェクトに時間を使ってしまって、11月からはFM TOWNS動態保存プロジェクトに時間を使ってしまっていたけど、FM TOWNSの当面の動態保存の目途が立ったらまたYSFLIGHT開発に時間を投入できると思うので。あとmacOS Catalinaのハイレゾ対応版アップロードしなきゃと思ったままになっている。一応、手元のコードでは対応できてるはずなんだけど。(手元にmac miniしかないから学生さんのPCでハイレゾ環境で同じライブラリで動いたということなんで多分YSFLIGHTも動く)。しかしAppleは本当にOpenGLを切り捨てるんだろうか。そうなったら代わりのグラフィックスライブラリが見つかるまでYSFLIGHTはmacOS非対応にせざるを得ないな。Vulkanも試したけどありゃゴミだね。Vulkanやってる人に聞きたいんだけど、そんなにパフォーマンスが欲しいならアセンブラで書いたら? 多分OpenGLが書けるプログラマの1%もVulkanに対応できないんじゃないかな。あまりの難しさでプログラミングの授業ではまったく使い物にならないし。ありゃゴミだ。

CPUのコア数がまた増え始めてきたからなんとなくグラフィックスライブラリを書きたくなったりしている。

[2019年分へのリンク]

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